| この記事でわかること |
|---|
| 1. 5大商社+豊田通商の利益構造・資源依存度の横断比較 |
| 2. 各社が「何に賭けているか」── 投資戦略の方向性と違い |
| 3. 年収・一人当たり利益・従業員データで見る6社の人的資本 |
| 4. 自分に合う商社を見極めるキャリアマッチの考え方と面接活用例 |
要点: 同じ「商社」でも6社の資源依存度は12%~50%、純利益は3,625億円~9,507億円と大きく異なります。有報のセグメント利益データを読むと、各社が全く異なる「賭け」をしていることがわかります。
この記事のデータは各社の有価証券報告書(2025年3月期)に基づいています。 有報の読み方がわからない方は有価証券報告書の読み方完全ガイドをご覧ください。記事中の専門用語は用語集で確認できます。
「5大商社はどこも同じ」── そう思っている就活生は、有報を読むと考えが変わるはずです。
純利益9,507億円で6社最大の三菱商事と、アフリカ事業で795億円を稼ぐ豊田通商。利益の約50%が資源の三井物産と、約80%が非資源の伊藤忠商事。セグメント数8の三菱商事と16の丸紅。
この記事では、5大商社に豊田通商を加えた6社の有価証券報告書を横並びで比較し、利益構造・投資戦略・リスク・キャリアマッチの違いを解説します。
結論|6社は「6つの異なる賭け」をしている
6社が何に賭けているかを一言で表すと、以下のようになります。
三菱商事: 3年間で4兆円超の拡張投資を計画し、資源も非資源も攻める「全方位型」
伊藤忠商事: ファミリーマート・デサント等を核にBtoC事業を強化する「川下特化型」
三井物産: LNG・鉄鉱石・銅の資源権益を維持拡大しつつ非資源利益も伸ばす「資源×インフラ型」
住友商事: J:COM等のメディア・デジタルと都市総合開発に独自のポジションを持つ「独自領域型」
丸紅: 穀物・アグリ事業と電力事業(再エネ・IPP)に特徴を持つ「食料・電力型」
豊田通商: トヨタグループ連携(収益の18.6%)× アフリカ専門セグメント × グリーンインフラの「トヨタ×アフリカ×再エネ型」
主要指標サマリー
| 指標 | 三菱商事 | 伊藤忠商事 | 三井物産 | 住友商事 | 丸紅 | 豊田通商 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 純利益 | 9,507億円 | 8,803億円 | 9,003億円 | 5,619億円 | 5,030億円 | 3,625億円 |
| 前期比 | -1.4% | +9.8% | -15.4% | +45.4% | +6.7% | +9.4% |
| 資源依存度 | 46.9% | 20.3% | 49.8% | 33.1% | 39.7% | 12.1% |
| 連結従業員 | 62,062人 | 115,089人 | 56,400人 | 83,327人 | 51,834人 | 69,111人 |
| 平均年収(単体) | 約2,033万円 | 約1,805万円 | 約1,996万円 | 約1,744万円 | 約1,709万円 | 約1,320万円 |
出典: 各社 有価証券報告書 2025年3月期
資源依存度の比較|三井物産50% vs 伊藤忠20% vs 豊田通商12%
商社を理解する上で最も重要な指標が資源依存度です。利益に占める資源セグメント(金属資源・エネルギー)の比率が高いほど、商品市況の変動が業績に直結します。
| 商社 | 資源依存度 | 資源セグメント純利益 | 内訳 |
|---|---|---|---|
| 三井物産 | 49.8% | 4,589億円 | 金属資源2,854億円+エネルギー1,735億円 |
| 三菱商事 | 46.9% | 4,264億円 | 金属資源2,278億円+地球環境エネルギー1,986億円 |
| 丸紅 | 39.7% | 1,928億円 | 金属・鉱物資源1,235億円+エネルギー693億円 |
| 住友商事 | 33.1% | 1,875億円 | 鉱物資源911億円+エネルギーTF964億円 |
| 伊藤忠商事 | 20.3% | 1,784億円 | 金属1,784億円のみ |
| 豊田通商 | 12.1% | 435億円 | メタル+(Plus)435億円 |
出典: 各社 有価証券報告書 2025年3月期 セグメント情報
この差は業績の振れ幅に直結します。2025年3月期、資源価格の下落を受けて三井物産は前期比-15.4%の減益となりました。一方、非資源比率約80%の伊藤忠は同期に+9.8%の増益を達成しています。
伊藤忠の資源依存度20.3%は金属セグメント(鉄鉱石・石炭)のみを「資源」と計算した数値です。エネルギー・化学品セグメント(純利益786億円)は化学品を含むため、狭義の資源には含めていません。
豊田通商の12.1%はメタル+(Plus)セグメント(純利益435億円)を「資源寄り」として分類したものですが、自動車用鋼板・特殊鋼など製造加工が主体のため、5大商社の資源セグメントとは性質が異なります。
就活生にとって、この違いは「入社後にどんな景気サイクルを経験するか」に直結します。資源依存度が高い会社では市況の上下に業績が連動するダイナミックな環境で働き、低い会社では消費や事業投資に基づく比較的安定した環境で働くことになります。
利益構造の比較|セグメント別で見える各社の「稼ぎ方」
各社のセグメント数と利益の集中度を比較すると、「同じ商社」でも稼ぎ方が全く異なることがわかります。
| 商社 | セグメント数 | 稼ぎ頭 | 上位3セグメント集中率 |
|---|---|---|---|
| 三井物産 | 7 | 金属資源(2,854億円) | 75%(金属資源+機械・インフラ+エネルギー) |
| 三菱商事 | 8 | 金属資源(2,278億円) | 67%(金属資源+地球環境エネルギー+S.L.C.) |
| 丸紅 | 16 | 金属・鉱物資源(1,235億円) | 53%(金属鉱物+エネルギー+電力) |
| 豊田通商 | 8 | アフリカ(795億円) | 52%(アフリカ+モビリティ+サプライチェーン) |
| 住友商事 | 9 | 輸送機・建機(1,015億円) | 51%(輸送機建機+エネルギーTF+鉱物資源) |
| 伊藤忠商事 | 8 | 金属(1,784億円) | 48%(金属+機械+その他) |
出典: 各社 有価証券報告書 2025年3月期 セグメント情報
三井物産は上位3セグメントで利益の75%を占め、6社中最も集中度が高い構造です。金属資源とエネルギーに強く依存するため、商品市況が好調な局面では大きく伸びますが、逆もまた然りです。
対照的に伊藤忠は上位3セグメント集中率が48%と6社中最も分散しています。金属・機械・その他(CITIC等)・食料・情報金融・繊維など多様なセグメントが利益を支えており、単一セグメントの不調に対する耐性が高い構造です。
丸紅は16セグメントという6社中最多の事業ポートフォリオを持ちます。上位集中度は53%と中程度で、食料(第1・第2)、アグリ事業、電力、金融・リース・不動産など幅広い事業に分散しています。
豊田通商で注目すべきはアフリカセグメントが最大の利益源(純利益795億円)であることです。他の5大商社にはアフリカ専門セグメントは存在せず、これが豊田通商の最大の構造的特徴です。
投資戦略の比較|各社が「何に賭けているか」
有報の「経営方針」「設備の状況」から読み取れる投資の方向性を比較すると、6社が全く異なる未来に賭けていることがわかります。
三菱商事|全方位型(資源×非資源の大型投資)
三菱商事は「経営戦略2027」のもと、3年間で更新投資約1兆円 + 拡張・新規投資3兆円以上という商社最大規模の投資計画を掲げています(2025年3月期有報)。
象徴的な投資先は、LNGカナダ(15%参画、年産1,400万トン、2025年中に生産開始予定)、ケジャベコ銅鉱山(ペルー、40%出資)、そしてローソン×KDDIの共同経営です。資源から生活消費まで全方位に投資する姿勢が際立ちます。
定量目標として営業収益CF成長率年平均10%以上、ROE 12%以上を掲げています。
→ 三菱商事の有報分析で個社の詳細を解説しています
伊藤忠商事|川下特化型(消費者接点の強化)
伊藤忠の経営方針は「The Brand-new Deal ~利は川下にあり~」。ファミリーマートを軸とした第8カンパニー(純利益651億円、前期比+81.8%)で広告・メディア・デジタル事業を展開し、デサント完全子会社化、カワサキモータース20%出資など、消費者に近い領域への投資を加速しています。
CITIC・CPグループとの三社戦略的パートナーシップで中国・アジアの事業基盤を構築し、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)を核にグループ横断のDX推進も進めています。5期連続増配(年間200円/株、前年比+25%)という株主還元姿勢も特徴的です。
→ 伊藤忠商事の有報分析で個社の詳細を解説しています
三井物産|資源×インフラ型(権益維持+非資源拡大)
三井物産はLNG・鉄鉱石・銅の資源権益ポートフォリオの維持拡大を基盤としつつ、機械・インフラセグメント(純利益2,329億円、2025年3月期)で非資源利益の拡大を図っています。次世代・機能推進セグメント(純利益873億円)による新規事業創出も推進中です。
GHG排出量2030年50%削減(2019年比)、2050年カーボンニュートラルを目標に掲げ、資源事業のトランジションにも取り組んでいます。
→ 三井物産の有報分析で個社の詳細を解説しています
住友商事|独自領域型(メディア・デジタル×エネルギー転換)
住友商事は「エネルギートランスフォーメーション」というセグメント名でエネルギー事業の転換方針を組織名に明示しています(純利益964億円)。J:COM等を軸としたメディア・デジタルセグメント(純利益452億円)は他の商社にはない独自のポジションです。
都市総合開発セグメント(純利益771億円)も住友商事の特徴です。全社ベースでは前期比+45.4%の大幅増益を達成しており、構造改革の成果が数字に表れています。
→ 住友商事の有報分析で個社の詳細を解説しています
丸紅|食料・電力型(穀物バリューチェーン×再エネIPP)
丸紅はアグリ事業(純利益457億円)と食料セグメント2つ(第1: 139億円、第2: 99億円)で食料バリューチェーンの川上から川下まで一貫体制を構築しています。電力セグメント(純利益660億円)では再エネ・IPP(独立系発電事業者)の拡大に取り組んでいます。
16セグメントという6社中最多の事業ポートフォリオで多角的なリスク分散を図る戦略は、他の5大商社とは異なるアプローチです。
→ 丸紅の有報分析で個社の詳細を解説しています
豊田通商|トヨタ×アフリカ×再エネ型(独自路線)
豊田通商はアフリカ事業に専門セグメントを設置し、純利益795億円(全社最大)を稼いでいます。2024年4月の組織再編でサーキュラーエコノミーセグメント(純利益469億円)を新設し、資源循環・リサイクル事業に注力しています。
設備投資総額2,219億円(2025年3月期有報)の主要投資先は風力発電関連施設で、グリーンインフラセグメント(純利益366億円)の成長を支えています。「Global Vision: Be the Right ONE」のもと、Core Value(モビリティ)×Social Value(社会課題解決)×Nature Value(地球環境)の3領域を掛け合わせる戦略を展開中です。
→ 豊田通商の有報分析で個社の詳細を解説しています
人的資本の比較|年収・従業員数・一人当たり利益
年収・従業員データ一覧
| 指標 | 三菱商事 | 伊藤忠商事 | 三井物産 | 住友商事 | 丸紅 | 豊田通商 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均年収(単体) | 約2,033万円 | 約1,805万円 | 約1,996万円 | 約1,744万円 | 約1,709万円 | 約1,320万円 |
| 平均年齢 | 42.4歳 | 42.2歳 | 42.2歳 | 43.2歳 | 42.5歳 | 43.1歳 |
| 平均勤続年数 | 17.8年 | 18.0年 | 17.7年 | 18.0年 | 17.9年 | 17.0年 |
| 単体従業員数 | 4,477人 | 4,114人 | 5,388人 | 4,963人 | 4,304人 | 2,467人 |
| 連結従業員数 | 62,062人 | 115,089人 | 56,400人 | 83,327人 | 51,834人 | 69,111人 |
出典: 各社 有価証券報告書 2025年3月期 従業員の状況
平均年収は三菱商事の約2,033万円が6社最高、豊田通商の約1,320万円が最低で約713万円の差があります。ただし有報の平均年間給与は単体(本社採用社員)のみの数値であり、出向者やグループ会社社員は含まれない点に注意が必要です。
豊田通商の年収水準が5大商社より低い理由として、トヨタグループの給与体系の影響が考えられます。単体従業員数2,467人は6社中最少ですが、連結では約7万人規模に拡大します。
一人当たり純利益で見る「少数精鋭度」
| 商社 | 一人当たり純利益 | 算出根拠 |
|---|---|---|
| 三井物産 | 約1,596万円 | 純利益9,003億円 / 連結56,400人 |
| 三菱商事 | 約1,532万円 | 純利益9,507億円 / 連結62,062人 |
| 丸紅 | 約970万円 | 純利益5,030億円 / 連結51,834人 |
| 伊藤忠商事 | 約765万円 | 純利益8,803億円 / 連結115,089人 |
| 住友商事 | 約674万円 | 純利益5,619億円 / 連結83,327人 |
| 豊田通商 | 約525万円 | 純利益3,625億円 / 連結69,111人 |
出典: 各社 有価証券報告書 2025年3月期から算出
三井物産の一人当たり純利益約1,596万円は6社中最高です。連結56,400人と最少の従業員数で9,003億円の利益を出す「少数精鋭」の構造が数字に表れています。
伊藤忠は連結115,089人と6社中最多ですが、これはファミリーマート等のBtoC事業を含むためです。一人当たり純利益が低いことは効率が悪いことを意味するわけではなく、事業モデルの違いを反映しています。
平均年齢は全社42~43歳、平均勤続年数も17~18年と大差がなく、商社業界全体として長期雇用の傾向が見て取れます。
キャリアマッチ|自分に合う商社を見極める6つの志向軸
6社は戦略・事業構造・組織規模が異なるため、「どの商社が良いか」ではなく「自分にどの商社が合うか」を考えることが重要です。
| 志向軸 | 最もマッチする商社 | 有報データに基づく理由 |
|---|---|---|
| 資源×大型投資 | 三菱商事・三井物産 | 三菱商事は3年4兆円投資計画、三井物産は利益の50%が資源権益 |
| 消費者に近いビジネス | 伊藤忠商事 | 非資源比率80%。ファミリーマート・繊維ブランドなど川下が強み |
| メディア・デジタル | 住友商事 | J:COM等のメディア・デジタルセグメント(純利益452億円) |
| 食料・電力・多角経営 | 丸紅 | 16セグメント。アグリ457億円+食料合計238億円+電力660億円 |
| アフリカ・新興国 | 豊田通商 | アフリカ専門セグメント(795億円)は他の5大商社に存在しない |
| 安定した業績環境 | 伊藤忠商事 | 資源依存度20%で景気変動の影響が6社中最も小さい |
面接での有報活用例
三菱商事の面接 ── 「なぜ御社か」と聞かれたとき
「有価証券報告書を比較し、御社の経営戦略2027における3年間で3兆円以上の拡張投資計画に注目しました。LNGカナダの15%参画やケジャベコ銅鉱山のペルー40%出資に加え、ローソン×KDDIの共同経営など、資源と非資源の両方に全方位で投資する姿勢は6社中で際立っています。多様な事業を横断的にマネジメントする力を磨きたいと考えています。」
伊藤忠商事の面接 ── 「伊藤忠の強みは何だと思うか」と聞かれたとき
「有報のセグメント別純利益を6社で比較した結果、御社の非資源利益比率80%は商社の中で最も高い水準でした。2025年3月期に資源価格の下落で三井物産が-15.4%の減益となる中、御社が+9.8%の増益を達成していることから、消費者に近いビジネスモデルの景気変動への耐性が数字で裏付けられていると考えます。」
豊田通商の面接 ── 「なぜ5大商社ではなく豊田通商か」と聞かれたとき
「御社の有報で最も注目したのは、アフリカ専門セグメントが全社最大の純利益795億円を稼いでいる点です。他の5大商社にはアフリカ専門のセグメントは存在しません。サーキュラーエコノミーセグメントの2024年4月新設もあわせて、モビリティ×アフリカ×資源循環という独自の事業領域に関わりたいと考えています。」
→ 有報データの面接活用テクニックでさらに詳しい活用法を解説しています
リスクの比較|各社の有報が語る「弱み」
有報の「事業等のリスク」には、各社の経営課題が率直に記載されています。6社に共通するリスクと固有のリスクを整理します。
共通リスク
6社すべてに共通するリスクは、地政学リスク(米中対立、ウクライナ・中東情勢)、為替変動リスク、金利変動リスクです。IFRSを適用する6社はいずれもグローバルに事業展開しており、世界経済の不確実性が業績に影響します。
各社固有のリスク
| 商社 | 固有リスク | 有報の記載 |
|---|---|---|
| 三菱商事 | 市況感応度 | 原油1USD/bbl変動→純利益約20億円、銅100USD/t→約25億円、為替1円→約40億円 |
| 三菱商事 | 気候変動 | Transform事業投資の約70%がLNG・原料炭。エネルギートランジションの不確実性 |
| 伊藤忠商事 | 中国依存 | CITIC・CPグループとの提携で中国・アジアへの依存。カントリーリスクの記載あり |
| 伊藤忠商事 | 減損リスク | ドーム減損等の固定資産減損の実績。ロシア影響は総資産の1%未満と限定的 |
| 三井物産 | 資源価格下落 | 資源依存度約50%。2025年3月期に前期比-15.4%の減益を経験 |
| 住友商事 | 過去の損失実績 | 過去にニッケル相場での大規模損失実績あり |
| 丸紅 | 穀物・食料の天候リスク | 穀物事業への依存と天候・地政学リスク。16セグメントの管理複雑性 |
| 豊田通商 | トヨタ依存 | トヨタ自動車グループへの収益依存18.6%。トヨタの業績変動が直接影響 |
| 豊田通商 | アフリカのカントリーリスク | 政治不安・通貨変動・インフラ未整備。RA/RB=0.6で財務健全だが新興国投資の拡大余地 |
出典: 各社 有価証券報告書 2025年3月期 事業等のリスク
三菱商事が市況感応度を「原油1ドルの変動で約20億円」のように具体的な数値で開示している点は、就活生にとっても入社後の業績変動を理解する材料になります。
豊田通商のリスクは他の5大商社と性質が異なります。トヨタ自動車グループへの収益依存18.6%は「特定の販売先への依存」として有報に明記されており、トヨタの業績変動がダイレクトに影響する構造です。一方で、リスクアセット/リスクバッファー=0.6と財務健全性は高く維持されています。
→ 有報のリスク情報の読み方でリスク分析の手法を解説しています
まとめ
6社の商社は、同じ「総合商社」というカテゴリーでありながら、資源依存度12%~50%、純利益3,625億円~9,507億円、セグメント数7~16と、全く異なる事業モデルを持っています。
就活において重要なのは「どの商社が良いか」ではなく「自分はどの商社の賭けに共感するか」です。有報のセグメント利益データ・投資戦略・リスク情報を読むことで、各社の「本当の姿」が見えてきます。
各社の個別分析記事でさらに深掘りしてください。
- 三菱商事の有報分析
- 伊藤忠商事の有報分析
- 三井物産の有報分析
- 住友商事の有報分析
- 丸紅の有報分析
- 豊田通商の有報分析
- 5大商社の概要を先に知りたい方 → 五大商社を有報で徹底比較
本記事のデータは各社の有価証券報告書(2025年3月期・EDINET)に基づいています。全社IFRS適用のため「売上高」ではなく「収益」として計上されています。本記事は投資判断を目的としたものではなく、就職・転職活動の参考情報として提供しています。意思決定は必ずご自身の判断で行ってください。