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有報の読み方

EDINETの使い方|有報を無料で読む方法を図解で解説

約5分で読了
#EDINET #有価証券報告書 #有報 #就活 #使い方 #検索

有価証券報告書は、EDINETという金融庁のシステムで無料で読めます。

「有報を読んでみたいけど、どこで手に入るかわからない」──そんな就活生のために、EDINETの基本的な使い方を解説します。登録不要、完全無料、所要時間は検索から閲覧開始まで約3分です。

有報で何を読むべきかを先に知りたい方は、有価証券報告書の読み方完全ガイドをご覧ください。

EDINETとは?

EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)は、金融庁が運営する法定開示書類の電子閲覧システムです。

項目内容
運営金融庁
料金完全無料
登録不要(ブラウザでアクセスするだけ)
URLhttps://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/
閲覧できる書類有価証券報告書、四半期報告書、臨時報告書、大量保有報告書 等

上場企業は有報の提出が法律で義務付けられており、提出された書類は全てEDINETで公開されます。つまり、日本の全上場企業の有報がここで読めます。

有報を検索する手順

手順1: EDINETにアクセス

ブラウザで EDINET にアクセスします。トップページに検索窓が表示されます。

手順2: 企業を検索する

検索窓に企業名または証券コードを入力します。

検索方法入力例メリット
企業名トヨタ自動車直感的
証券コード7203確実(同名企業の混同なし)
EDINETコードE02144最も正確

おすすめは証券コードでの検索です。「ソニー」と検索すると「ソニーグループ」「ソニー銀行」「ソニー生命」など複数の結果が表示されますが、証券コード「6758」なら一発で目当ての企業に辿り着けます。

証券コードはYahoo!ファイナンスやGoogle検索で「企業名 証券コード」と調べればすぐにわかります。

手順3: 有価証券報告書を選ぶ

検索結果から提出書類一覧が表示されます。複数の書類が並びますが、就活で読むべきは「有価証券報告書」です。

書類名頻度就活での使い方
有価証券報告書年1回(決算後3ヶ月以内)メインで読む書類。企業分析の基本
四半期報告書年3回最新の業績を確認したい時
臨時報告書随時M&A等の重要事象を確認したい時

最新の「有価証券報告書」をクリックすると、HTML形式で有報が表示されます。

手順4: 目次から読みたいセクションにジャンプ

有報は100ページ以上あることが普通ですが、全部読む必要はありません。目次機能を使って、就活で重要なセクションだけを読みます。

就活で読むべき5セクション:

優先度セクションわかること所要時間
1事業の内容何をしている会社か3分
2セグメント情報何で稼いでいるか5分
3設備投資等の概要何に投資しているか3分
4事業等のリスク何を恐れているか5分
5経営方針どこを目指しているか5分

5セクションを読むのに約20分。全部読まなくても、この5つで企業の全体像は十分に掴めます。

→ 各セクションの読み方は以下のガイドで解説

検索のコツ

コツ1: 過去の有報を比較する

同じ企業の2〜3年分の有報を見比べると、「何が変わったか」がわかります。

比較ポイントわかること
セグメント構成の変化事業の重心がどう移ったか
設備投資額の変化投資の加速 or 減速
リスク項目の変化新たに認識された脅威
経営方針の変化戦略の転換があったか

EDINETでは過去5年分の有報が閲覧できます。志望度の高い企業は最新版+2年前の有報を比較するのがおすすめです。

コツ2: 同業他社を並べて読む

志望企業の有報を読んだら、同業他社の有報も読んで比較します。1社だけ読んでも「その数字が大きいのか小さいのか」がわかりません。

比較が有効な組み合わせ見えること
トヨタ vs デンソー完成車メーカーと部品メーカーの投資姿勢の違い
ソニー vs 任天堂多角化 vs 集中の経営スタイルの違い
五大商社の比較資源 vs 非資源のバランスの違い

五大商社の有報比較IT業界の有報比較製造業の有報比較

コツ3: PDF版をダウンロードする

EDINETではHTML版とPDF版の両方が利用できます。

形式メリットデメリット
HTML版目次からジャンプできる、検索しやすいレイアウトが崩れることがある
PDF版レイアウトが正式、印刷に適するファイルが大きい(数十MB)

面接前に手元に置いておきたい場合はPDF版をダウンロードしておくと便利です。

EDINET以外の便利な情報源

有報の原文はEDINETで読めますが、補助的に使える情報源もあります。

サービス特徴使い分け
EDINET有報の原文。最も正確メインで使う
IR BANK財務データのグラフ化。推移が見やすい数値の推移を素早く把握
バフェット・コード企業比較・スクリーニング同業他社との数値比較
企業IR公式サイト統合報告書・決算説明資料有報の補完(戦略の詳細、図解)

基本はEDINETで有報の原文を読み、IR BANKで数字の推移を確認、企業のIR公式サイトで戦略の詳細を補完する、という使い分けがおすすめです。

まとめ

EDINETは、就活生が使える最強の無料ツールの一つです。

ポイント内容
アクセスEDINETに直接アクセス
検索方法証券コードで検索するのが最も確実
読み方目次から5セクションだけ読めば約20分で企業の全体像が掴める
コツ過去の有報との比較、同業他社との比較が企業理解を深める

「有報を読んだ」という事実だけで、面接官の目に留まります。ほとんどの就活生は有報を読んでいないからです。EDINETを開いて、志望企業の有報を1社だけ読んでみてください。それだけで企業研究の質が変わります。

  • 有報で何を読むべきか → [有価証券報告書の読み方完全ガイド]
  • セグメント情報の読み方 → [セグメント情報の読み方ガイド]
  • 設備投資・R&D費の読み方 → [設備投資・R&D費の読み方ガイド]

よくある質問

EDINETは無料で使えますか?

はい、完全無料です。金融庁が運営する法定開示書類の閲覧システムで、登録やログインも不要です。有価証券報告書、四半期報告書、大量保有報告書など、上場企業の公式書類が全て無料で閲覧できます。

EDINETとIR BANKの違いは何ですか?

EDINETは金融庁の公式システムで有報の原文を閲覧できます。IR BANKは民間のサービスで財務データをグラフ化して見やすくしたものです。正確な原文を読むならEDINET、数値の推移を素早く把握するならIR BANKが便利です。就活では両方を使い分けるのがおすすめです。

スマホでもEDINETは使えますか?

使えますが、有報はPDFやHTML形式で表示されるため、パソコンの方が読みやすいです。スマホで使う場合は、目次機能を活用して見たいセクションに直接ジャンプすると効率的です。通学中にスマホで目次を確認し、自宅でPCで詳しく読むという使い方がおすすめです。

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